皆さま、こんにちは!
今年もあっという間に年末を迎えました。街を彩るクリスマスイルミネーションが一層華やかさを増し、私たちの気持ちも温かくなりますね。
さて、2024年はニュルンベルクメッセにとって特別な年となりました。コロナ禍を乗り越え、50周年という節目を迎えたニュルンベルクメッセは、これからの未来に向けて力強く新たな一歩を踏み出しています。半世紀を超える歴史の中で培った経験と、今後の成長に向けた挑戦が、より多くの方々と繋がる架け橋となることを確信しています。
この一年、私たちをご支援くださった皆さまに心より感謝申し上げます。
本号では、日本代表部からニュルンベルクメッセの見本市報告や最新情報をお届けします。来年も、さらに充実した情報をお届けできるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
1. Chillventa 2024 開催報告 – 専門家同士の交流に主眼をおき、大成功をおさめる
今年は、世界49か国から1,010の出展者が、33,076人の来場者を迎えました。非常に国際的な展示会で、来場者の約60%がドイツ国外から訪れています。
2. HYDROGEN DIALOGUE 2024 – Summit & Expo開催報告- 議論から行動へ
3. ITセキュリティのホーム「it-sa」 - 2024年は世界65カ国から来場、出展は過去最多を記録
4. 2025年~2026年開催予定見本市
ニュルンベルクメッセの展示会は順調なお申し込み状況のものが多くあります。ご興味のある展示会については早めのご検討をお勧めします。
◇あとがき◇ 雑学ニュルンベルク「ドイツと日本の鉄道開業と博物館のつながり」
ドイツで最初に開通した鉄道は、1835年に開業した「ニュルンベルク―フュルト間」です。この鉄道は、世界初の商業運行を開始した路線として有名で、蒸気機関車「アドラー号」がその先駆的な役割を果たしました。
一方、日本では1872年(明治5年)に「新橋―横浜」間で鉄道が開業し、日本の近代化の象徴となりました。この鉄道は、イギリスから輸入された蒸気機関車「亀の井号」で運行されました。
現在、鉄道の歴史を学べる場所として注目されているのが、さいたま市の「鉄道博物館」と、ドイツ・ニュルンベルクの「DB博物館(DB Museum)」です。DB博物館(ドイツ国鉄鉄道博物館)は、世界最古の鉄道博物館であり、1925年に開館しました。ドイツ鉄道の歴史や技術を広く紹介しており、鉄道文化の重要な拠点となっています。
このDB博物館(ニュルンベルク)と鉄道博物館(さいたま市)は、鉄道文化の交流をさらに深めるため、2024年7月に姉妹館提携を結びました。この提携により、文書や収蔵品の貸し借り、共同企画展の開催などを通じて、鉄道文化の交流が促進されています。
日本とドイツの鉄道の歴史に触れ、実物の機関車や貴重な展示品を通じて、その進化を実感できるこれらの博物館をぜひ訪れてみてください。
(出典:DB Museum、鉄道博物館)
DB Museum(ニュルンベルク市) 鉄道博物館(さいたま市)
ニュルンベルクメッセは、皆さまの実りあるビジネスを支えるため、2025年も多くの見本市を開催する予定です。新しい年にニュルンベルクにお迎えできることを心より願っております。年末のご挨拶とともに、本年中に賜りましたご厚情に、日本代表部一同、心より感謝申し上げます。
Warmest wishes for a happy holiday season!
ご出展やご来場に関するご質問等がございましたら、ニュルンベルクメッセ日本代表部までご遠慮なくお問い合わせください。
(写真出典:NürnbergMesse)