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NMJメールニュース_第19号_2025特別号を発行しました

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こんにちは。ニュルンベルクメッセ日本代表部の代表を務めております岩口です。私たちはこの春、代表部としての活動開始から5周年を迎えました。いつも温かく支えてくださっている皆さまに、心より感謝申し上げます。

スタートして間もなく、世界はコロナ禍に入り、イベントの開催やドイツへの渡航もままならない日々が続きました。その後もウクライナ情勢、急激な円安、航空券の高騰など、さまざまな困難がありましたが、それでも日本からのご出展やご来場は有難いことに毎年少しずつ増え続けています。
そしてこのたび、私たちは世界110カ国に広がるネットワークの中で「Top Visitor Promotor」という賞をいただくことができました。これは間違いなく、日本の皆さまの海外ビジネスへの熱意と行動力、そしてご支援のおかげです。
見本市は、新たな出会いやコラボレーション創出はもちろん、現場ならではの空気感や市場の動きを肌で感じられる、貴重な場だと私たちは考えています。これからも多くの皆さまをニュルンベルクにお迎えし、ビジネスがさらに広がっていくよう、日本代表部として誠心誠意サポートして参りたいと存じます。

今回の特別号では、5周年を記念して、素晴らしい寄稿を3本ご紹介しています。
ドイツ・バイエルン州駐日代表部からバイエルンの魅力と今後の経済交流への期待を込めた温かいメッセージ、また私たちのパートナーとして現地で展示会支援を行うtrade@messeと展示ブースの設計・施工を手がける株式会社ノイの2社から貴重なお話をお寄せいただきました。ぜひご一読ください!

改めてこの5年間の感謝を込めて、そしてこれからもどうぞよろしくお願いいたします!
ニュルンベルクメッセ日本代表部 設立5周年 特設ページはこちらをご覧ください >>>

1. 5周年特別寄稿

特別寄稿 「設立5周年のお祝いと世界的なビジネス拠点バイエルン州のご紹介
バイエルン州駐日代表部 代表 スザンネ・シーロック氏

ドイツ・バイエルン州駐日代表部より設立5周年に向けた心温まる祝辞とともに、バイエルン州の魅力や今後の日独経済交流への期待を込めた寄稿文をいただきました。
ニュルンベルク市を中心とするバイエルン州の経済圏が持つ潜在力、そして伝統と革新が共存する独自のビジネス文化について、州政府の日本代表事務所ならではの視点で語られています。5周年という節目に、改めてバイエルン州およびとニュルンベルク経済圏と日本とのつながりを感じていただける内容となっています。是非、ご一読ください。
寄稿文はこちらをご覧ください >>>

ニュルンベルクメッセ日本代表部 現地パートナーによる寄稿「Hydrogen Dialogue Summit & Expoレポート」
trade@messe  代表 浅野レッケブッシュ経緯子氏

trade@messeはニュルンベルク市在住の日本人が運営する展示会サポート企業で、現地ならではの強みを生かし、通訳・翻訳、ブースアテンドの手配、カタログやパンフレットの準備など、幅広くきめ細やかなサービスを提供しています。
また、見本市や国際会議におけるメディア対応や調査・情報収集などの支援も可能です。今回の寄稿では、昨年12月に開催された水素関連の国際対話イベントについて、専門的な視点からレポートをいただきました。
寄稿文はこちらをご覧ください >>>

ニュルンベルクメッセ日本代表部 パートナーによる寄稿 「効果的なブースづくりを考える」
株式会社ノイ 代表取締役 髙橋真一氏

世界各地の見本市や展示会におけるブース設計・施工を手がける株式会社ノイは、グローバルな視点と実績をもとに、出展者の皆様の多様なニーズに応えています。特にドイツでの出展時に日本語での相談が可能で、現地での円滑な施工まで一貫して対応してくれる点は大きな安心材料かと思います。
今回は来場者の印象に残るブースづくりのポイントについて、実務経験に基づいた寄稿をいただきました。
寄稿文はこちらをご覧ください >>>

2. BIOFACH 2025 レポート

オーガニック市場の最新トレンド

2025年2月11日から14日、ニュルンベルクでオーガニック業界最大規模の見本市「BIOFACH 2025」が開催されました。今年からナチュラルパーソナルケア商品の見本市「VIVANESS」が終了した影響で、出展者数は減少したものの、来場者数は昨年同様の35,000人を記録。

今年はシリアルや豆類、パスタ、スナックなどの乾物製品が注目され、出展品の約40%を占めました。また、ヴィーガン市場の拡大を反映し、野菜バーやベジタリアン向け食品の出展も活発でした。

      

日本からも多くの企業が出展し、JETROによるパビリオンには22社が出展しました。抹茶や醤油、味噌などの和食材が海外バイヤーの関心を集め、商談の機会が広がりました。

次回の「BIOFACH 2026」はすでに展示スペースの80%が予約されており、オーガニック市場のさらなる発展と新たなトレンドが期待されています。

3. IWA OutdoorClassics 2025 レポート

銃器・光学機器・アウトドアギアの最新トレンドを発信

2025年2月27日から3月2日まで、ニュルンベルクでヨーロッパ最大規模の狩猟、ターゲットスポーツ、アウトドア製品の国際見本市「IWA OutdoorClassics 2025」が開催されました。今年は52カ国から1,084社が出展し、3万人の来場者が詰めかけました。

      

今回の見本市では、スポーツ射撃を中心とした最新の銃器、光学機器、アウトドア用品が展示され、特にスポーツ射撃の人気拡大を受け、トップアスリートによる講演が注目を集めました。サーマルイメージング技術の進化にも関心が高まり、今後の狩猟市場への影響が期待されています。

日本企業の出展も見られ、各メーカーが高品質な製品を世界に向けて発信しました。次回の「IWA OutdoorClassics 2026」は、2026年2月26日から3月1日までの開催が予定されています

日本代表部による現地レポートはこちら >>>

WEBサイト(英文)はこちら >>>

4. European Coatings Show 2025 レポート

過去最大規模で開催し、世界中の業界関係者の情報交換の場となる

2025年3月25日から27日まで、ニュルンベルクで塗装・塗料産業のヨーロッパを代表する国際見本市「European Coatings Show(ECS) 2025」が開催され、1,216社が出展、25,681人が来場するなど過去最大規模となりました。

今回のECSでは展示会に加えて、144件の講演が行われた高水準なカンファレンス、そして注目を集めたスタートアップエリアなど、業界の未来を示唆するトピックスが多数見られました。

      

塗料報知新聞社とニュルンベルクメッセ日本代表部の共同企画で初めて設置された共同ブース「Japan Tech&Trend KIOSK」など、日本からの出展者も過去最多となりました。

日本代表部による現地レポートはこちら >>>

WEBサイト(英文)はこちら >>>

 

5. 2025年~2026年開催主な予定見本市

詳しくはイベントカレンダーをご覧ください。

 

ニュルンベルクにて、皆様を見本市にお迎えできることを楽しみにしております。ご出展やご来場に関するご質問がございましたら、ニュルンベルクメッセ日本代表部まで遠慮なくお問い合わせください。

 

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